日本を代表するアパレル企業のオンワード樫山は、オリジナルブランドに加え海外ライセンスブランドなど多彩なファッションを提供しています。
トップブランドであり続ける理由は、クオリティーの高いファッションにあります。
「デザイナーにしてもパタンナーにしてもどこの部署にしても、絶対に品質に関して生地と向き合っている業界ですから、より良いものを提供していくのが仕事だと思っています。」
オンワード総合研究所は、神奈川県横浜市にあります。
「お客さまが普段のお取り扱いの中での問題が起きた商品の原因究明ですとか、製品になる前の生地の段階での試験を行っています。 取り扱いに問題があったのか、生地の方に問題があったのかわからないわけですから、できるだけ先入観のないように、製品が今どういう状況であるのかというのを確認しています。 」
昔、吹奏楽をやっていました。
インフォーニウムというあまり知名度のない楽器なんですが、ハーモニーを形成する中で厚みが出ます。
ちゃんと働いているときはあまり目立たないのですが、失敗をすると非常に目立ちます。
私は裏方の仕事に意欲を感じてしまうらしく、品質管理という基礎を支える仕事に非常に魅力を感じました。
勉強してきた素材で、綿の特性とか、ウールの特性とか習ったことがこれだ!とわかるとうれしいですね。
なんども教科書とか立ち戻ると、改めて発見することもありますし、資格を取るために勉強してきたことが、報告書を書いたり、試験をするときに大事になってきますし、確認するたびに勉強してきてよかったなと思います。
生地の方に問題があった時だと、やはりお客さまにがっかりさせてしまったと思います。
でも、これを機に次の商品に役立ててもらうために報告書でフィードバックをきちんとしていきたい。
逆に、お取り扱いの方に違うことをされてしまった時は、お客様相談室の方から伝えてもらいますが、それを参考にして頂けるといいなと思います。
好きなだけだとなかなか難しい面もあると思いますが、やっぱり好きな方が力になると思いますので、お洋服とかに興味のある方に頑張って頂きたいと思います。